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ロスジェネの逆襲

2012-08-17
夏休みに絶対読もうと、楽しみにしていた本を読みました!

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みなさま、おなじみの池井戸潤さんの著作。

「ロスジェネの逆襲」

下町ロケットも空飛ぶタイヤもルーズベルトゲームもいいですが、こちらも
血が騒いでしまうほど興奮したり、時にはスカッとするほど痛快な物語でした。

夏休みということもあり、まだ小さな子供と一緒に読書に励みました。

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男の子なので、早くこの本に書いてあるような企業ネタで会話ができる
日を楽しみにしているんですが、まだ2カ月半ということもありお腹の
上でスヤスヤと気持ちよさそうに寝ています・・・。

さて、この物語、ある企業買収を巡って、親会社の都市銀行と子会社の
弱小証券会社が対立、親会社から出向している主人公が見事に親会社を
打ち破ってしまうという話でした。

主人公は、「正しいことを正しいと言う」という信念の持ち主で、官僚的
な銀行ではなんとも扱いにくい存在。

また、主人公は、組織や社会に対して何の恩恵も受けていないロスジェネ
世代が憎悪してやまないバブル世代の人間でもあります。

この主人公の信念がロスジェネ世代をも巻き込み、世代を超えて親会社に
立ち向かっていくという、

「世代間のギャップ」

を見事に乗り越えた物語でもあります。

この物語は、サラリーマンとして仕事をしていく意味や目的を考えさせて
くれる良書だと思います。

この中で、私が共感した一文を少し紹介させていただきます。

「サラリーマンは、いや、サラリーマンだけじゃなくて全ての働く人は、
自分を必要とされる場所にいて、そこで活躍するのが一番幸せなんだ。
会社の大小なんて関係がない。知名度も。オレたちが追求すべきは看板
じゃなく中味だ!」

‐バブル世代の主人公の言葉‐


「どんな時代にも勝ち組はいるし、今の自分の境遇を世の中のせいに
したところで、結局虚しいだけなんだよ。ただし、俺がいう勝ち組は、
大企業のサラリーマンのことじゃない、自分の仕事にプライドを持って
いる奴のことだけどさ」

‐ロスジェネ世代の副主人公‐

「世の中を儚み、文句をいったり腐してみたりする、でもそんなことは
誰にだってできる。お前は知らないかもしれないが、いつ世の中にも、
世の中に文句ばかりをいっている奴は大勢いるんだ。だけど、果たして
それになんの意味がある。たとえばお前たちが虐げられてきた世代なら、
どうすればそういう世代が二度と出てこないようになるのか、その答えを
探すべきなんじゃないか」

‐バブル世代主人公‐


「部長にはビジョンがあるんですか?」

「あるのは信念だけだ」

「良かったら教えてください」

「正しいことを正しいと言えること。世の中の常識と組織の常識を一致
させること、ただそれだけのことさ。ひたむきに誠実に働いた者がきちん
と評価される。そんな当たり前のことさえ、今の組織ではできていない」

「原因は何だと思いますか?」

「自分のためだけに仕事をしているからだ。仕事は客のためにするもんだ。
ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のため
だけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、
身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織は腐
っていく、組織が腐れば世の中も腐っていく」

‐バブル世代とロスジェネ世代の会話‐


「きっと君たちは、机に向かって問題と答案用紙を配られたら、誰にも負け
ないいい点数を取るんだろう。だが、今回の試験は、まず解くべき問題を探
して来るというところからはじまっていたようなものだ。・・・その結果、
君たちは間違った問題を解き、間違った答えを出した。だが、セントラル証券
は、・・・正しい問題を把握し、導くべき結論を導き出した。」

‐銀行の頭取の言葉‐

身勝手、自己保身という意味での自分のためだけの仕事では、仕事に対して
誇りを持つことはできない。

ということなんでしょうね。

仕事への誇りというのは、どこで(例えば、どこの会社)どんな(例えば、職種)
仕事をするかということには無関係で、どのような仕事のし方をしているのか。

お客様や社会に向かって仕事をしていく努力をする。こういう仕事のし方にこそ、
誇りという仕事の報酬が付いてくるのかもしれませんね。



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考えるということ

2011-11-10
「考えろ!」

と、言われて、

「考えるってどういうこと?」

と、一度は悩んだ経験がある人はいるのではないかと思います。

ちなみに、私が経営者になった時に一番悩んだのは、

「何を考えたら考えたことになるのか?」

最近では、自分に向けてこんな問い立てが習慣化されて来ていて、考える
切り口を自体を問いなおしたりしています。

この考えるということ、

最近、素晴らしい出会いがありました。

「ちきりん」

Chikirinの日記

月間100万ページビューを誇る、人気のブログです。

この人気に火が付いて、

自分のアタマで考えよう
~知識にだまされない思考の技術~

という本も出版されました。

01703-6-thumb-208xauto-21247.jpg

実はこの本、売り方もちょっとユニークでした。

週刊ダイヤモンド10/22号「スティーブジョブズ超人伝説」の
挟み込みで、一章分まるごと挟み込んでありました。

しかも、発売前にです。

さっそく、購入して読んでみると、面白い!

かなりお薦めです。

知識とは、

「過去の事実の積み重ね」

思考とは、

「未来に通用する論理の到達点」

知識と思考というのは、異なるものだ、という認識をしっかり
持つことが大事と書かれています。

確かに、知識で答えを出してしまっていることに気付かずに、
考えたと思いこんでしまっていることは、よくありそうなこと
です。

私にも多分に、身に覚えがあります。

どこかで、このことをしっかりと書いてみたいと思いますので、
ちょっとだけ気長にお待ちください・・・。


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下町ロケット

2011-09-01
I社のI社長に紹介された、

「下町ロケット」(池井戸 潤 著)

を早速、読んでみました。

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磯輪さんには、確か・・・

「中小企業の経営者なら共感できる内容だよ」

と紹介された通り、共感の連続であっという間に読み終えてしまいました。

この「下町ロケット」

言わずと知れた、「直木賞」受賞作品ですが、

これを機会に、「直木賞」を調べると、

正式名称は、「直木三十五賞」。

1935年に芥川龍之介賞(芥川賞)とともに創設された賞です。

前置きが長くなりましたが、一番の感想は、

「なぜ会社は変われないのか」(通称:なぜ本)以来の面白さ。

直木賞作品ですから、文芸書としての面白さもそうなのですが、
ストーリーが期待を裏切らない苦労や困難、そして喜びの連続
でした。

・ロケットの技術者が父の死を契機に会社を継ぐ

・高い技術を強みに順調に業績を伸ばす

・大企業から突然の注文停止

・月次で赤字に陥ってしまい

・そんなところに訴訟問題が発生、多額の賠償金を求められる

・大企業の訴訟戦略に巻き込まれ、資金繰りの問題発生

・買収の危機に陥る

・有能な弁護士が現れ、一発逆転多額の和解金を得る

・大企業から特許買い取り、独占使用の打診が入る

・これを断り、特許ビジネスではなく部品供給の道を選ぶ

・これに反対すす社員を中心に不況不和の嵐が吹きはじめる

・部品供給に反対の大企業が様々な嫌がらせをはじめる

・嫌がらせに奮起するような形で、会社がまとまっていく

・最後は、ロケットに部品が組み込まれ見事に打ち上げ成功

ざっと、こんなストーリーですが、特に着目したいのが、
どれほど困難な状況に陥ってもブラさない「軸」の強さ。

自分たちは「何屋なのか?」「何のためにものをつくっているのか?」
「夢は何なのか?」

これを判断基準に状況を見事に乗り越えていく姿に、共感を覚えない
わけがありません。

どこか、中小企業の経営者なら「こうありたい」と思える理想像の
一つなのではないかと思えます。

素敵な本を紹介くださったI社長、本当にありがとうございました。

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