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溝と壁

2013-08-28
I社さんで毎月定期的に開催されている定時後ミーティング
(オフサイトミーティング)に参加してきました。

今日のお題は、

「組織の壁」

I社長がお客様を訪問した際に話題になったテーマだったそ
うです。

グループ会社間でお客様情報が共有されたり、紹介し合えた
りすればもっとお客様に貢献できるはずなのに・・・。

という多かれ少なかれ存在する古典的な事象です。

協力し合えばとても大きな成果が得られるとわかっていても、
自己の利益を優先してしまうと得られる成果が小さくなって
しまう。

学問的にはこういった研究はずいぶんと前からなされていて、

「囚人のジレンマ」

というゲーム理論や経済学、社会心理学に取り上げられるて
いる重要テーマです。

I社さんのオフサイトミーティングは、さすがに黒帯、上級者
の方が多いので、テーマの料理のし方が一味違っています。

「壁がある」という問題意識を持っている人自体が壁を作っ
てしまっていることも十分に考えられる。

「もしかしたら自分の○○が壁をつくってしまっているとした
 らどういう○○が考えられるか?」

問題解決の大原則、当事者としての姿勢を常に持ちこんで議論
するからこそ、明確な全体としてのアウトプットを意図しなく
ても各々の気づきが成果につながる。

こういうところが、黒帯、上級者なのだと思っています。

議論は序盤戦から気づきの連続でした。

「そもそも、壁は本当に悪いことなのか?」

そんな、そもそものところを議論したら前提が崩壊してしまう
のではないか、という不安などどこ吹く風。

かえって本質に近付いていくようなプロセスに乗ってしまうの
が不思議なくらいです。

例えば、壁がないという状態を創造したとき、

「仲良し、事なかれ、慣れ合い・・・」

などは目指すべき状態ではないはず。

こんな議論をしていると、

「壁はないけど溝がある」

こういう状態も見えてきました。

壁というイメージは、

「関わりたい、交わりたいけれども、そこに障害や制約を感じて
 しまう」

もちろん、物理的には壁というのは存在するわけではないので、
あくまでも認識上の壁ということになります。

では、溝というイメージは、

「そもそも、関わりたい、交わりたいという意思が働いていない」

無関心、なんかも溝のイメージに含めてもいいのかもしれません。

そう考えると、壁の有無よりも、溝の存在の方が重症に思えてき
ます。

ただ、溝はあくまでも平時の話しで、自分(自部署)だけでも
何とか存在し続けていけるというケースが前提で、大きな問題な
どが発生すれば関わりや交わりの必要性が生まれ、溝は壁に置き
換わっていく。

だからこそ、組織には常に、

「ゆらぎが必要」

ゆらぎは、溝を壁という見える化につながり、壁という認識を
超えることで組織は進化していく。

ここまでくると高度なプロセスデザイン理論ですね。


IMG_4191_convert_20130828001247.jpg


このオフサイトミーティングに参加していた若手のIさん曰く、

「壁を下げたり、取り払うよりも自分たちが成長すれば壁は低くなる」

「壁を乗り越えることで自分たちは成長する」

もう涙があふれるほどエクセレントです!!!

しかも、このプロセスデザインは私からではなく、I社さんの議論
から生まれてしまうことに尊敬の念すら抱きたくなります。

気づきという新しいモノを生み出せる。

これぞオフサイトミーティングのだいご味ですね。



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