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強みが強みであるために

2012-02-23
「自社の強みと弱みを30個ずつリストアップしてください」

という宿題を数年前に、研修の講師を務めていたときに出したことが
ありました。

その後、全員に感想を尋ねたところ、共通していたのは、

「弱みは短時間でリストアップできたのに、強みは正直なところ見
 つけ出すのがつらかった」

ということでした。

それでも、無理やりにでも30個リストアップしろと言われれば、
不思議と出てくるものなのですが、この頃から、

「強みって何?」

という漠然とした疑問を持つようになりました。

「自分が強みだと思えば強みなのだろうか?」

「強みと強みでない場合の境界線のようなものはあるのだろうか?」

今まで、自分なりのものを持てずにいたような気がしていました。

最近になって、この疑問に対して、自分なりの答えがなんとかく見え
てくるきっかけが立て続けに起こりました。

一つは、家電大手企業の決算見通しの悪化でした。

2012年2月6日の日本経済新聞の9面にあった、

『「経営の視点」30年変わらぬ家電産業』

・ソニー 2,220億円の赤字見通し
・パナソニック 7,800億円の赤字見通し
・シャープ 2,900億円の赤字見通し

記事に会ったのは、

「日本の強みは部品から製品まで一貫して作れる垂直統合モデルにあった。
 アナログ時代は製造段階での擦り合わせ技術が重要だったからだ。」
「アップルが工場を持たなくていいのは、擦り合わせのいらないデジタル
 家電は部品さえあれば誰でも作れるからだ」

要は強みが通用しなくなった、ということが書かれています。

ここで考えてしまうのは、

「通用しなくなったものを強みと言うのだろうか?」

もう一つ、強みを考えるきっかけになったのは、数日前にこのブログでも
取り上げたI社さんの組立の新人Mさんの素直なジブンガタリでした。

チャンスは自分の手でつかむ

Mさんが氷山モデルを使って、

「理念からはじまって、組織風土をつくり、組織能力を高めることを頑張
 っています。戦略には未だ活かせているとは言えません」

と、堂々と語っていました。

実は、この話が強みを考える上でとても刺激になりました。

戦略というのは、お客様に商品やサービスを通じて自社のことを支持して
もらう道筋だと思っています。

であれば、この支持してもらう事由こそが、

「強み」

だと言うことが出来そうです。

お客様は、「強み」と付き合っている、支持している。

さらに、支持してもらい続けるには、他社から容易に真似されるものであ
っては強みということになりません。

よくある小型化競争や薄型競争などは、数カ月もすると、

「業界最小、業界最薄」

がコロコロと入れ替わってしまいます。

業界によっては、小型化や薄型化というのは容易に真似されてしまうので
強みにはなり得なくなっていると言うことができそうです。

加工のMさんは、組織風土づくりや組織能力づくりという長い年月の積み
重ねでしか培えないものは、容易に他社は追随できない、真似できないと
いうことを知っていたのでしょうか。

強み=他社から真似されない、お客様から支持してもらえる事由

だいぶスッキリとしてきました。

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コメント:
高橋さん こんにちは
ゲーリー・ハメルの経営の未来ですね。
経営管理のイノベーションは 真似ようと思ってもまねられない。

これって トヨタ生産方式でもそうですが
目に見える いわゆる氷山の上の部分・・・例えば部署紹介だったり
採用活動だったり 社史作り・・・などはまねできても そのベースに流れる
考え方まで学ばなければ息づかない・・・っていうことなのでしょうね。

順位もずいぶん落ちました。
何より得点が0・・・って自分自身もクリックしていない・・・っていうことです。
多くの人に幸せになってもらいたい・・・この念いは本当だろうか?
まあ・・・手段に過ぎないことではありますがね

ポチッ!
[2012/02/24 08:49] | acb #- | [edit]
acbさん

油断しているとついつい・・・、
ランキングの方を忘れてしまいます。

多くの方の幸せのために頑張ります。

これからも、後押しお願いします。
[2012/02/26 21:02] | hide #- | [edit]












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