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ビジネスは社会を変える

2012-05-10
月刊誌、日経トップリーダーのプレミアム会員特典で、

「会報誌マンスリー」

という小冊子が付いて、2012年5月号に興味深いタイトルがありました。

「発見!元気印企業 質の高い保育サービス」

私が住んでいる東京都世田谷区の保育事情を一言で表現すると、

「過当競争社会」

先日、世田谷区役所に問い合わせてみると、保育園への入園倍率は何と、

「約10倍」

入園できない人たちはどうなるのですか?と聞いてみると、

「申し訳ありません」

という答えになっていない言葉が返ってくる始末でした。

まもなく、誕生する我が子の近未来がとても不安になりますし、夫婦共働き
思考の我が家のライフプランにも不安がよぎってしまいます。

少し、横道に反れましたが、会報誌の記事を読んでみると、

アイグランという「事業所内託児所と認可保育園」の保育事業を運営してい
る会社が紹介されていました。

常勤の保育師は全て正社員として雇用し、サービス品質を高めながら、給食
の安全性、Webカメラの設置など、

「利用者の保護者に満足してもらえる」

ことを実践し100ヶ所以上の運営実績を誇るまでになったそうです。

最初は、

「こんな保育園が近くあったらいいなぁ」

なんて能天気に記事に目を通していたのですが、会社概要の詳細を見た途端
強烈な違和感に襲われてしまいました。

・売上高20億円
・従業員850人

この数字を見て、瞬間的に行動してしまったのは、

「割算」

売上を従業員数で割ってみると、一人当たりの売上高は235万円になります。

保育事業は労働集約型のサービス業ですから、売上に占める付加価値の割合
は大きいので、一人当たりの売上はメーカーなどと比較すれば低いのは当然
なのですが、

「これで本当にタイトルの通り、元気印でいられるのか?」

という疑問がどうしても脳裏をよぎってしまいます。

保育園ですから、延長保育などもあり労働時間は決して短いということは
ないのだと思います。

しかも、ほとんどが正社員です。

いったい、保育士さんの平均年収はいくらなのでしょうか?

ひいき目に見積もっても200万円だとしても、これより多い人も少ない人
もいるはずです。

最近では、男性の保育士も珍しくはありません。

そうなると、考えてしまうのは、この年収で長く働き続けることは可能
なのだろうか?

お金のためだけに働いているわけではないと思いますが、将来設計が描け
るのか心配になってしまいます。

首都圏にも進出しているようなので、生活コストは当然のことながら本社が
ある広島よりも高くなります。

保育事業をはじめて、まだ10年ということなので若い保育士さんが多いという
背景もあるのかもしれませんが、そさらに10年先にはどうなってしまうのか?

疑問は増すばかりです。

保育事業は、子供数名に対して保育士一人、という感じできめ細かなサービス
を行おうとすれば、保育士一人当たりの子供の数は限られてきます。

保育園代金を無制限に上げていくことは難しいでしょうから、保育士一人当たり
の売上も限界が見えやすいのも労働集約型のサービス業の特徴なのかもしれません。

収益性という一つの物差しで見た場合は、事業主側からの魅力は決して高くない
ことが、特にコスト高の必然性が高い首都での慢性的な保育園不足の原因の一つ
だと考えられます。

ビジネスで成功する保育事業者が増えていけば、

・事業が継続することで安定した雇用環境が整備される
・この事業に参画する事業者が増える

補助金などで、損失の補てんするなどして事業者を増やすことも可能でしょうが、
自力で創出していないものは継続性という面で不安定要素となります。

アイグランさんのような元気印企業がビジネスとしてしっかりと成功してもらう
ことが、私の地域のような過当競争社会を解決してくれる希望だと思っています。


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