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心を据え付ける

2012-06-23
品川から名古屋に向かう新幹線に乗車し、即座に隣の車両に歩いて移動しました。

その隣の車両には、今回の主人公の一人でもある、花王の元会長の常盤文克さん
と一橋大学の古川一郎先生が乗車しています。

常盤さんとは初対面なので、ドキドキしながら席に向かい挨拶を交わすと、予想
よりも穏やかで物腰が柔らかい対応が返ってきて大感激でした。

これから、一緒にI社さんを訪問し、90周年企画の前準備を行なうことになって
います。前準備にしては何とも豪華なのですが・・・。

一旦席に戻ると、新横浜から就職活動真っただ中らしき学生が私の隣に乗り込ん
できました。

席に座ると、履歴書を片手に独り言のように何事かを口ずさみはじめました。

私は、隣の席でPCに向かって仕事を進めていきます。しばらくすると、隣が妙に
静かになったのでそっと覗いていると、

「爆睡しています!」

履歴書はがっちり開いたまま・・・。

そこで、どうしても気になって少しだけ履歴書を覗いて見ると、どうやら経営学部
の学生さんのようでした。

次に、自己PRの欄が目に飛び込んできて、衝撃を受けてしまいました。

「経営戦略とマーケティングを学んだので、ビジネスモデルづくりに貢献できます」

というような内容だったからです。

思わず、寝ている学生さんを無理やりにでも起こし、

「こんな自己PRだったら一発で落ちちゃうよ」

と説教に近い、話をしたくなったのですが、そこは大人の行動を心がけ無茶はしま
せんでした。

今時の学生って・・・、とモヤモヤしながらも名古屋に到着、I社長、N執行役員が
ホームで直々に出迎えてくれました。

名古屋駅で車に乗り込み、I社さんへ向かいます。車中でもそうですが、I社さんに
到着して昼食をとりながらの語らいもとても楽しいひと時でした。

お互いに初対面でも何となく共通の価値観を感じているので、前置きなしに経営談義
に花が咲き乱れます。

「人手がかかるところに、いい仕事のタネがある、こういうところで特徴を出せる
 会社は強くなる」

「社長とは、社員よりも一歩先を歩むこと」

「会社の哲学や生き様がお客さまにとっての魅力になる」

「いい風土とは、会社に行くのが楽しいと思えること」

本番前にお腹がいっぱいになりそうです・・・。

実は、どうしても常盤さんには、花王の情緒的価値の研究(快適など)の中身を聞いて
みたかったので遠慮なくぶつけてみました。

「研究じゃないんだよ、仕事の日常の中で考えるということだよ」

これには、正直、恐れ入ってしまいました。後は自分の頭で考えます。

今回の90周年企画の前準備は、「みんきゅう(みんなの90周年)」プロジェクトの
Nさんの会社説明からスタートしました。

IMG_8636_convert_20120623162105.jpg


特に最後の部分が良かったですね。

「世界一社風のいい会社のモノづくりはどうあったらいいのか?」

上手に余韻を残しながら、90周年企画の主旨を見事に表現されていました。

その後は、恒例のディスカバーI社ツアーです。

その前に、ある機会の試運転を見学しました。

IMG_8101_convert_20120623162031.jpg


高速で段ボールが出来上がる機会に私なんかはいつも感心しきりなのですが、
常盤さんからの投げかけに一同唖然となりました。

「まだ、段ボールが見えるスピードだね、昔の動画と同じスピードまで挑戦
 してみてよ」

常盤さん曰く、競合他社のスピード云々には何の意味もない、自分たち独自の
夢のある、心奮えるような目標設定が大事だ、ということでした。

これぞ、哲学や生き様につながる具体的視点ですね。

ツアーのジブンガタリの先陣をきってくれたのが、

辞めたいと思った時と働きがいの話をしてくれたNさん。

続いてイケメンのIさん。

誰よりも常盤さんと近づいて立ち話しのように語ってくれたSさん。

IMG_4279_convert_20120623161944.jpg

本業の話を投げかけてくれたTさん。

IMG_7864_convert_20120623162014.jpg

技術部フロアーは、いつも以上に気合いが入っていました。

仲間への感謝を語ってくれたMさん。

さすがに、みんきゅうプロジェクトメンバーだけあって気合いが入っていました。

その後は、プロジェクトメンバーと部門長も参加して、常盤さん、古川先生との
対話会を行ないました。

その中で、とても感銘を受けたのが、

「機械とともに心を据え付けに行く、そしてお客様と一緒にいいモノをつくる」

I社さんでは、お客様の長期休暇(年末年始、GW、お盆)を利用して、社員が総出
になって機械の据え付けを行ないます。

お客さまにとっては、この先何十年とともにする大事な機械ですから、この据え
付けという機会は特別なものだと思います。

だからこそ機械だけではなく、心も据え付けていく。

これこそが、「コトづくり」そのものですね。

コトづくりというのは、「夢や思いをモノに具現化させる仕組みやしかけ、夢の
実現を目指してみんなで協力していく仕組みがあれば、そこによきモノが生まれ
るという構図」(モノづくり原論 P26より)

IMG_1609_convert_20120623162459.jpg


据え付けという機会(=仕組み)は、まさにコトづくりそのものだと感じました。
しかも、お客様と一緒に(作り手と使い手が一緒に)協働して心を据え付けること
ができれば、いいモノ(愛機)が誕生してしきそうな可能性を感じさせてくれます。

対話会の終盤に差し掛かり、プロジェクトリーダーのTさんから90周年企画本番の
相談が投げかけられました。

投げかけたにも関わらず、

「それよりも、みんなから会社の生き様の提案をして欲しい、それを受けて何か
 話すから」

こんなドキドキワクワクするような球が返ってきました。

要は、100周年に向けてのI社さんらしいチャレンジやイノベーション目標を提案
して欲しいということでした。

これは、まさに「だんこら」の話です。

だんこらが、いよいよ全社員も巻き込んでの再スタートです。

世界一社風のいい会社を目指しているI社のモノづくりはどうあったらいいのか?

会社説明で投げかけたことそのものです。

本番まで約一カ月あります、ストレッチして常盤さんや古川先生の発想を超える
くらいものを提案していきたいですね。

この後も書きたいことがあったのですが、長くなったので続きは後日ということ
で・・・。



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[2012/06/23 23:02]
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