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古くて新しい強み

2012-07-21
数週間前にテレビ東京で放映されたガイアの夜明けに登場した、

「森下仁丹」

老舗企業の再成長ということを考える上でとても参考になるモデル
でした。

「見逃した方はこちらで見ることで出来ますよ」

森下仁丹株式会社は創業119年の超がつくほどの老舗企業で、主力
商品は「仁丹」で漢方薬を銀箔で包み込み、気楽に持ち運びできる
という便利さが受けて大ヒットを飛ばしました。

仁丹の売り上げは、1982年の37億円を最盛期に2002年には3億円
まで低迷し赤字に陥っていたそうでした。

1980年頃からライバル商品が登場し、仁丹の売り上げは低迷して
いったそうです。

ライバルと言っても、他社から仁丹が販売されたのではなく、

「ホールズやフリスク」

など、いわゆる代替品の脅威にさらされたということになります。

ちなみに仁丹は、口内清涼品です。

この森下仁丹を経営危機から救ったのは、仁丹の新製品でも新しい
薬品でもなく、

「カプセル技術

でした。

漢方薬を銀箔で包む、いわゆるカプセル技術そのものに光を見出した
ということでした。

「継ぎ目のないカプセル技術」

この古い技術から新しさを見出し、カプセル技術の新しい用途を次々
と見つけていったそうです。

今では、100社、1,500商品にカプセル技術を提供するまでになりま
した。

・メグミルクのヨーグルトに入っているビフィズス菌を包んだカプセル
 は、胃酸で解けずに腸までビフィズス菌を届けることができる。

・都市鉱山のレアメタルを取り出す技術に応用する

・シロアリの卵に似せた殺虫剤入りのカプセルの開発

など、その用途開発は多岐に渡っているそうです。

「薬屋」→「カプセル屋」

見事なまでの変化です。

これまでは、包む技術よりも中身の薬にきっと主軸が置かれていたのだと
思われます。

だって、薬屋ですから。

中身の薬よりも包む技術、カプセル技術にコアコンピタンスの主軸を置け
たことが最大の成功要因だったのではないかと思います。

このコアコンピタンスを進化させていくことで、新しい価値を創造してい
くというわかりやすい事例でした。

「多角化とは深めることだ」

という一見矛盾するようにも感じてしまう話を九州にあるミカンを主力と
する農場の経営者の方から教わったことを思い出しました。

この方は、「ミカンであれば、ミカンの気持ちになりきれるところまで
深めるんだよ」とまで言っておられました。

自社にあるモノを色々な角度で見直してみる。

古い中にも新しい強みが見つかるのかもしれませんね。



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