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本質を読む

2012-10-15
出版不況とはよく聞く話ですが、本屋さんに行ってみると、これでもか
というほど新刊がよく出ています。

棚や平台、そしてポップなんかを眺めているだけで、

「あれも読みたい、これも読みたい」

と目移りしてしまいます。

特に、最近のビジネス書なんかはタイトルが面白いので、ついつい興味
を抱いてしまいます。

星の数ほど発行される書籍ですが、その中でベストセラーの仲間入りを
するのはほんのわずかです。

かなり敷居は高いのですが、10万冊以上売れたらベストセラーだとする
と、年間300点ほどはあるようなのです。

これって、多いと思いますか?少ないと思いますか?

印象だけで言うと、意外と多いんじゃない!という意見もありなのです
が、全体の発行点数を見てみるとベストセラーへの道のりの険しさが
よくわかります。

新刊の発行点数は、今から50年前の1962年は10,642点だったそうです。
そして、ピークの2009年は、なんと78,555点ですからもの凄い勢いで
発行されているのがよくわかります。

「日本著書販促センターのホームページ」

ベストセラーへの道は、0.38%ですからか、300点というのはかなり少な
い印象を受けます。

出版不況と言われるのは、発行点数は増えても点数あたりの発行部数が伸び
悩んでいることが原因です。

でも、どうして売れないのにそんなに発行するの?という疑問もあります。

ある出版社の方の話では、以前と比べて格段に出版しやすい環境にあるし、
発行原価も手間暇も抑えられることが理由だということでした。

以前は、10,000部程度売れないとコストを回収できない場合があったそう
なのですが、最近では初版平均部数の5,000冊程度でもペイできるそうです。

いつもの通り、だいぶ寄り道してしまいましたが、書きたかったのは、発行
部数を増加させていることに貢献していると思われる、

「ノウハウ本」

に関してです。

ノウハウ本という類のものに定義があるかどうかは知りませんが、

「こうしたら上手くいくよ、こうすれば成功する」

ということが比較的やさしく手軽に書いている本のことを指すのだと思われ
ます。

特に、最近のビジネス書の売れ筋は、

「自己啓発本」

の傾向が強いので、ノウハウ本はこれからもたくさん誕生するのではないで
しょうか。

私も以前はノウハウ本もあたりかまわず読んでいた方ですが、最近では手に
取ることも少なくなりました。

ただ、つい先日のことなのですが、30代前半のあるビジネスマンAさんと話
していて少し気になったことがありました。

「ノウハウ本はまったく学びにつながらない、大事なのは考え方なので、
 本質がきっちりと書かれた本しか読まない」

という話をAさんが自信満々にしていました。

そこで、最近はどんな本を読んでいて、どんなことを学んだのかを聞いてみ
ると、

「マネジメントはドラッカーだったり、マーケティングはコトラーだったり、
 戦略はポーターだったり・・・」

確かに、各ジャンルの大家の著書には本質がたくさん詰まっています。

ここまでは良かったのですが、次がどうしてもいけません・・・。

学んだことが、書いてある通り、そのままなんです。

「あの本で、ドラッカーはこう言っていた・・・」

という話のオンパレードでした。

Aさんの話を聞いていて、考えてしまったのは、

「ノウハウか本質かは、本の問題ではなく、心構えを含んだ読み方や学び方
 の方が大事」

ということでした。

確かに、各ジャンルの大家が書いた本には本質がたくさん詰まっています。

ただ、それをそのまま使っているようでは、本質が書かれた本から本質と
いう名を借りてノウハウを抜き取ったようなものですね。

この本にはこう書かれているけど、要はどういうことなんだろうか?

と考えるために本質的と称される本はあるのだと思います。

言葉をそのまま借りているだけでは、ノウハウの次元と同レベルなのだと
思います。

また、もう一つ考え方ことは、ノウハウ本という類モノから何を学ぶかが
大事だということです。

ノウハウ本に書かれていることをそのまま鵜呑みにしたり使ったり、わかっ
たつもりになるのではなく、そこに書かれたノウハウの背景を考えたり、
このノウハウの本質を観ようとすれば、何からでも学べる可能性はあります。

要は、本質を読むというのは、本のジャンルの問題なのではなく、読み手の
読み方の問題なのだと思っています。

ちなみに、私の学び方の基本方針は、

「インプットには制約を設けず何でも貪欲に取り入れる、しかし、アウトプ
 ットには自分なりに考えてから使うという制約を設ける」

ということを心がけています。

インプットに制約を設けないということは、人間関係においてもそうですし、
人の話に関しても同じです。

例えば、ちょっと変わった人に出会うと、

「世の中、変わった人っているもんだなぁ」

と感じてしまいまいますが、それは例外的なことではなく、

「世の中、変わっている人だらけだし、全員が違う人」

と思った方が受け入れやすいと思っています。

本は、たった1,000円ちょっとでたくさんのことが学べる、とっても効果的な
道具だと思っています。

人も本も自分の印象や好みで選ばず、時には意識的に違ったものから真剣に学
ぼうとしてみる。

お勧めですよ。



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