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桃太郎文化

2012-11-09
キヤノンS&Sさん主催のIT Solutio Forum2012に行ってきました。

実は、6月に開催された、前回のフォーラムでは、私がI社さんの事例を用いて
講演をさせてもらいました。

その時のブログ「本当に伝えたかったこと」

前回に引き続き、今回のフォーラムのテーマは、

「企業文化」

ITとは無縁のように思えますが、主催者のM本部長によると、この業界こそ
風土や文化が大事だということなのです。

今回の講演者は、株式会社丸和運輸機関の和佐見 勝社長でした。

丸和運輸機関さんは、3PL(サード・パーティー・ロジスティクス)の業界では
トップシェアで、桃太郎便のブランドで知る人ぞ知る有名企業ですね。

この会社は、青果市場出身の和佐見社長が一台のトラックから運送業をはじめ、
物流業、そして3PL業へと業態を少しずつ進化シフトさせてきたということでした。

「本業を離れるな!本業を続けるな!」

という考え方を和佐見社長は大事にしているということでした。

丸和運輸機関さんの成長に欠かせなかったのは、ブランドをもじって成文化した、

「桃太郎文化」

IMG_9217_convert_20121109194339.jpg

この桃太郎文化は、おとぎ話の内容に意味づけしてあって、

犬=考動力(勇敢、敏速)

猿=知識力(知恵、計画性)

雉=情報力(情報収集、慎重性)

宝物=大切なお客様の荷物

これらを束ねまとめるリーダー=桃太郎ということになっています。

桃太郎便のブランドやマークだけではなく、創業の精神、経営哲学そのものの
象徴になっているようなのです。

とにかく、この手の企業文化はわかりにくいものなのですが、誰もが知っている
桃太郎で貫かれているので、理解や浸透に大いに役立っているのかもしれません。

この桃太郎文化は、和佐見さんが大病を患い、初期の診断では、生きて復帰できる
可能性は低いという診断を受け、病床の中で必死になって成文化したものなのだ
そうです。

こういう理由だけではないと思いますが、とにかく魂がこもっているんです。

この文化をいかにして、理解・実践につなげているのかというと、

「社員教育」

の一言に尽きるようなのです。

ただ、この社員教育、背筋が凍るほどの徹底ぶりなのです。

例えば、入社3年目くらいの社員を選抜して、社長秘書を約2年ほど勤めさせ、24時間
にもわたる教育を直接施したりもしているようです。

また、日曜日には早朝勉強会を開催していて、開始はAM5:00から終了はAM11:00、
その後は家族サービスに充てるそうなのですが、はじめは遅刻者が多かったそうです。

遅刻者の家庭に直接電話してみると、奥さんが電話口に出て、

「今日は、そういうことがあるんですか、主人はまだ寝てますが・・・」

という、家族が会社のことを何も知らないのだ、ということに気づき、家庭訪問を実施
し、社長自らの口で会社のことを社員の家族に伝えていったそうです。

そんな努力が実って、今では、全員が出席。

「明るい職場は、明るい家庭から」

こういった基本的な考え方を直実に実践していくことが大事なんですね。

社員への教育教育を追求した結果、

「丸和ロジスティクス大学」

という社内の教育体系が整備され、この知見を広く世の中に活かしたいという想いから、
正式な学校法人の設立なんかも視野に入れているそうです。

そして、教育の目標は、

「100人の桃太郎(経営者)づくり」

この桃太郎が、事業の面でも大いに活躍しています。

丸和運輸機関さんが、得意としているのは、部分的な3PLではなく、

「3PL主導型ビジネスモデル」

という、物流業務の完全受託です。

お客様にとっては、

・作業ゼロ
・資産ゼロ
・投資ゼロ
・在庫ゼロ
・クレームゼロ

最近では、業界初、返品業務までをも受託するようになったそうです。

例えば、このサービスを利用しているドラッグストア最大手のマツモトキヨシさんは、
物流関係従事者が2名で済んでしまうという大きな価値を提供しています。

また、小売業のネットスーパー向けに、当日配送の仕組みを提供しているということ
でした。

この当日配送の仕組みが難しいのは、需要が完全に読めない中で、人の手配や車の手配
をすることなのですが、この部分が最も他社と差別化できる強みになっているようでした。

この強みとは何か?

もちろん桃太郎です!

桃太郎が新しい価値を想像する。

そして、桃太郎がビジネスを成功させる。

まさに、現代版の桃太郎伝説のようなたくましい会社でした。




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