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○○経営

2013-02-20
「○○経営」

という言葉によく出会うことがあります。

スコラ・コンサルト(正確には私・・・)でも過去には、

「参画型経営」

という考え方を世に広めようとしたことがありました。

世の中には、

「信頼経営」

「理念経営」

「チーム経営」

「・・・経営」

など、溢れんばかりに存在しています。

実は、この「○○経営」という推奨モデルなのか成功モデルような経営論に
対して強く違和感を持つようになってしまいました。

というよりも、全くと言っていいほど、自分の心に響いてこないんです。

こんなモヤモヤを抱えながら、たまたま、先週の日曜日に能力開発センター
の田中さんの話を聞く機会がありました。

そこで取り上げられたのが、

「仏教」

の話でした。

仏教のはじまりは2,500年前のことになります。

お釈迦様が説いた話は、今でもお経というカタチなどで伝えられているという
ことですが、

「お釈迦様の悟り」

をすべて理解できた人はこの世の中に一人でもいたのでしょうか?

これを調べる術はないと思いますが、

「お経は、15,000通り以上もある」

という事実は、

15,000通り以上の解釈があるということを意味している。

こんなことを田中さんに教わりました。

このように多数の解釈が生まれた背景には、

「個別対応の歴史」

があったということなのです。

完全、絶対というような全体があるわけではなく、ある程度の原則は
ありながらも個別の最適なあるということなのです。

この話を聞いて、

「○○経営」

ということに対する違和感がクリアになりました。

「今後は○○経営という考え方は捨てよう!」

○○経営という全体像があるかのようなことを想起させてしまうと、

「どうしても、その全体像を理解しよう」

という思考が働いてしまう可能性があるようです。

そもそも、経営という捉えどころが難しいことに全体像を示すことなど
不可能なことのように思います。

例えば、完全、完璧な人間の全体像など存在しないことと同じだと思い
ます。

それにも関らず、全体像があるのかもしれない、という誘惑にも似た
思考に陥ると、そこには迷走しかないように思えるのです。

いつまでも、理解することに縛られ、わからないことが次々に出現し、
終いには、

「何がわからないのかもわからなくなる」

本当に大事な、

「実践」

は置き去りにされたりします。

「風土改革」

も同じです。

「理解できたらやる」

たぶん、一生実践することに恵まれることはないのでしょう。

「経営とは何か」

とか、

「風土改革とは何か?」

という絶対解を求めるような問いは、問い立て自体が間違っている可能性が
あると思うのです。

「私にとっての経営とは何か?」

とか、

「私にとっての風土改革とは何か?」

こういう問いの方が適切なのだと思います。

人は、100人いれば百通りの生き方があります。

それと同様に経営も経営の数だけ生き方があります。

経営というものには完全を意味するような枠組みはないのだと思います。

いくつかの原則はありながら、枠組みに相当する部分は個性なのだと思います。

こんなことを書いてしまいましたが、

「○○経営」

というものを完全に否定しているわけではありません。

○○経営という類の書物もたくさんあります。

気にいったり、いいと思ったところは使えばいいのだと思います。

使われるのではなく、使うです。

ですから、私も、

経営という切り口に関することも、風土改革ということもたくさんの
方々に理解してもらうのではなく、使ってもらいやすい効果的な道具
として世の中に提供していきたいと思えるようになったのでした。



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コメント:
 高橋さん

私がかつて気付いた

 「何のために働くのか?」

という一般論でなく、

 「私は何のために働きたいのか?」

と主語を自分にして考えるという話と合い通じる点がありますね。


 『理論は実践の中から見えてくる』

『理屈』優先だった私が、風土改革の中でこんな風に変わりました。
[2013/02/21 10:32] | 磯輪 #- | [edit]
磯輪さん

そうなんです。

構造的には全くと言っていいほど、
同じですね。

今日の雑談もありがとうございました。

スコラの経営にも関心をもっていただき、
とても感謝しています。

理論は教科書の中にあるのではなく、
自らの実践の中にあるということですよね。

だとしたら、ここをどのようにサポート
するのか?

経営者の皆様の対話相手。

ここを目指していきます。
[2013/02/21 23:51] | hide #- | [edit]












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