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「おーい」と「オーライ」

2011-09-02
ここ最近、目立って「コンプライアンス」絡みの相談が
増えています。

背景には、九電のやらせメール問題などでも理解できる
ように、「コンプライアンス=企業の存続」という構図
への問題意識が大きいように感じています。

スコラ・コンサルトのメンバーの一人であるMさんから、

「組織の思考が止まるとき」
~法令遵守からルールの創造へ~ (郷原 信郎 著)

を紹介されました。

ちなみに、著者の郷原さんは、元東京地検特捜部の検事
であり、現在は弁護士です。

一見、畑違いの内容かと思いきや、企業経営や組織運営
の参考になる部分が含まれています。

最初に興味を覚えたのは、コンプライアンスの定義でし
た。

コンプライアンス=法令遵守

ではなく、

コンプライアンス=社会からの要請に応え、その組織の
目的を実現すること

とあります。

言葉通りでのコンプライアンスでは、規則、基準、ルール
など、型どおりのものを守ったのか否かに注意が注がれる。

しかし、本当にそれで問題解決するのだろうか?

自分たちの仕事は、そもそも何を目的に、何を目指して、
何を実現しようとしているのか。

基本的なこと、根本的なところにさかのぼって考えるから
こそ、はじめて問題などを自分たちが、どう受け止めて、
どう対応すべきなのかがわかってくる。

郷原さんは、コンプライアンスをこのように考えているよ
うでした。

こうしてみると、コンプライアンスというものは、
企業経営や組織運営に限りなく近い考え方のように思えて
きます。

郷原さんは、社会的要請への適応としてのコンプライアンス
を捉えるとき、

・社会の要請に対する鋭敏さ(センシティビティー)

・人や組織が力を合わせる(コラボレーション)

の2つのキーワードをあげています。

そのうちのコラボレーションの説明を「野球」を用いて説明
していました。

・下手な野球チームの外野手は、守備範囲が狭い上に、
 ボールが飛んできても、ボールの方向をじっと見ながら
 自分の守備範囲にボールが落ちるかどうかを考える。

・落ちないと判断した場合は、隣の野手に「おーい」と声を
 かける。隣の野手も同じなので、ボールはポトリと真ん中
 に落ちる。

・一流の野球チームは、守備範囲が広く、しかもボールが飛
 んでくると、その瞬間にボールの方向に走り出す。

・まだ追いつけなくても、捕れると判断した時は、「オーライ」
 と声をかける。

・声をかけられた隣の野手は、すかさずバックアップ、カバーに
 入るという動きに変わる。

この「おーい」と「オーライ」の違いが、企業や組織の力の
差を生んでいる一つの要因なのだと思います。

自分が何をやらなかったら責任を問われるのか、どんなヘマを
したら責められるのか、ということから考える人。

その一方で、自分はその問題に関して、何ができるのかという
とこらから考える人。

どちらが、大事な考え方なのかは一目瞭然ですね。

ここまで、書いていて思い出したのは、

協力できない=職務分掌が曖昧だから

という仮説のもと、職務分掌の定義づくりに懸命に取り組んで
いる会社をたくさん見てきましたが、協力につながった会社は
現時点では出会ったことがありません・・・。

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