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経営と所有の分離

2013-01-30
「会社は誰のものなのか?」

ずいぶんと前のことだと思いますが、このような問い立てで論争が繰り広げら
れていた記憶があります。

TVや新聞紙上でも大真面目に、

「社員のものだ」

「お客様のものだ」

「経営者のものだ」

と評論に花が咲き乱れていたような記憶があります。

こんな問い立ては、ほとんど議論する意味がなく、

「会社は株主のもの」

に決まっていますよね。

ただ、議論する意味がない、と言ったのは、

「会社は誰のものなのか?」

という問い立てそのものが無意味だと思っているからです。

そこを議論しても何も浮かび上がっては来ませんよね。

もっと大事なのは、

「会社は何のためにあるのか?誰のためにあるのか?」

これだと存在意義そのものを問うことに直結します。

存在意義そのものを問い続けながら現実との葛藤に向き合い、妥協せずに
高みを目指していうことは経営の真骨頂と言えるものだと思います。

ここで大事なのは、会社は誰のものか?は所有を問うものなので、経営とは
まったく次元の違う話だと思っています。

「所有」と「経営」

これがまだ同次元で解釈され混同してしまっている会社が思った以上に多い
のかもしれません。

ちなみに、スコラ・コンサルトでは所有と経営を完全に分離したモデルを
採用していますので、興味がある方は個人的にお声掛けください。

2010年に法人税を納めた会社は27%という驚きの数字なのですが、これは
健全な状態なのでしょうか。

73%が赤字だったということですね。

※正確には、繰越欠損金の関係で黒字の場合もありますね。

納税額を少しでも減らしたいという気持ちはわからないでもないのですが、
そのために所有者の個人的な経費を会社の費用に転用して赤字にするような
ことは正直なところ理解に苦しむ面があります。

「そんなことは放っておけ、個人の勝手だろ」

という意見もあって、それはそうなのですが、少なくとも個人商店を卒業して
会社にしたい場合は注意が必要だと思うのです。

個人商店では、

「使用する側とされる側」

がという無意識の垣根が存在しています。

「私は、社長のベンツのために働いているわけじゃない」

という話は、笑い話ではなくて、現実としてよくある話なのです。

社長は、そんなつもりは一切ないと思ってはいても、社員はそのように自分の
仕事を捉えてしまっていれば同じ話なのです。

こんなことをついつい書いてしまったのは、経営と所有が分離ができないこと
が会社の善し悪しに影響を与えてしまっている現実に突き当たることが多いか
らからなのです。

念のために、この話は社長の持ち株比率を下げてくださいという話でありません。

具体的な行為を含む考え方の話です。

特に、2代目、3代目を担うような社長の場合は、創業者とは違って天才でも
スーパーマンでもありませんから、社員に育ってもらって会社を一緒に盛り立て
ていって欲しいという想いが少なからずあるのだと思います。

「育ってほしい」

と思っても、社員が使用人の意識では難しいのが現実です。

基本的に、人は成長したいという欲求を持っています。

その欲求を会社というフィールドで開花させるには、参画の機会をつくることが
とても大事なことだと思っています。

参画というのは、ある意味では権限を委譲を伴うものだったりもします。

この権限移譲は人事権、決裁権も大事ですが、それよりも会社を経営していくこと
に関わること、もう少し言うならば、期待することの方が大事だと思っています。

会社の重要な部分に参画する機会によって、人は成長したいという欲求を開花させて
いきます。

所有と経営を分離できないと、このような参画の機会はつくりきれない可能性がある
ので要注意です。





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